アースデイびわ湖
アースデイは1970年4月22日にアメリカ、スタンフォード大学の学生たちが中心になって始まった環境問題についての討論会に始まります。その後世界へと広まり、日本に於いても毎年4月を中心に様々な形で行われています。
高島でも水鳥センターを会場として毎年4月に続けられてきました。「鳥たちの目で見る」を基調に、自然をテーマとした幾つものブースが出店され、子供たちと共に湖の廻りの樹に登ったり、カヌーで琵琶湖に浮かぶ体験を味わい。楽しみの中に私たちを育み取り巻く母なる湖や、山里の自然により深い共感と理解を得るイベントとして定着してきました。
3月11日発生した東北大地震は、その後に起こった福島原子力発電所の事故とも合わせ、私たちの文明や社会のあり方に大きな疑問を投げかけました。際限なくエネルギーを消費していく文明がはたして持続可能なものであるのかと言う問いが、私たちの生き方に結びつくものとして一人一人に直接突きつけてられてきたのです。センターで活動していた幾人かは既に東北へとボランティアの活動を始めています。多くの原子力発電所を側に持つ高島の地で生活を営む私たちにとっても、この問題は決して人ごとではありません。
このような中でのアースデイですが、地震の災害を受けた方々に共感を伝え、私たちが出来る事を伝えていくと共に、私たち自身の将来を今一度、じっくり考えるものとして 意味あるイベントにしたいと思っています
また、同日にはカヌーや小さなヨットなどの木の舟を自分たちで作っている人たちの集まりも開催され、幾つもの木造艇が琵琶湖に浮かびます。風の力を借りて湖面を自由に帆走する木の舟は、美しい自然との関わり方に一つのヒントを与えてくれるようにも思えます。
桜も咲き始める春の一日を琵琶湖畔でのんびりと過しながら、楽しく、そして私たちを取り巻く世界を深く見つめて、一緒に過してみたいと思うのです。